昭和の頃。
夏に祖母の家(山口市阿知須町)に行くと、
祖母が
私が大好きなシャコを
大きな鍋でたくさん湯がいてくれ、
ふるまってくれていました。
今思えば、
なんて贅沢だったのだろう。
シャコは下の画像のように、
この部分に箸を刺し入れて
ベリッと殻を剥がして
身だけを上手に食べることが
できるのですが、
子供の頃の私は、
「箸を入れてベリッ」のコツがつかめずに、
父にやってもらっていました。
ちなみに
この写真のシャコは
久しぶりに食べたくなって
楽天で購入したものです。
子供の頃、
ものすごく大量に食べていた私には
全然、物足りない量なのですが、
久々のシャコの味は
大変懐かしく、
ひたすら私のために
シャコの殻をはがしてくれた
亡き父がしのばれました。
で、私、うん十年ぶりに
シャコに箸を刺し入れてみましたが、
やっぱり私には出来ませんでした・・・。
ほんと、いつまでたっても不器用です。(T_T)
そうそう、私が大好きだったシャコを
買っていた阿知須の魚市場は、
今はもう閉鎖されているそうです。(車の中から撮影)
シャコ自体も、
最近は全然とれなくなっているみたいで、
当時、とれたての新鮮なシャコを
30匹くらい1人で食べまくっていた私は
本当に本当に贅沢だったんだなぁと
しみじみ思います。